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 『ふぁーむ庵』 庵主が、見てきた『青森ねぶた』『弘前ねぷた』『五所川原立ちねぶた』の様子です。



青森ねぶた最終日は午後一時からの運行開始です。以前夜の青森ねぷたを観覧した事があり昼は物足りないはずとの観念で開始を待ちましたが、何と迫力も囃子も跳ねとなど全てが夜のねぶたと寸分の違いが無いほどでした。総勢40基ほどのねぶたに囃子の太鼓やラッセラー・ラッセラーの掛け声で跳ねとが鈴と笛やタンバリンなどはリオのカーニバルを思わせる情熱的なお祭りでした。


写真手前のオレンジ色のはっぴを着ている人が指揮者で運行の途中大きなねぶたをぐるりと1回転させて観客のやんやの喝采をあびます。夜には青森港を使って入賞したねぶたが船で海上パレードと花火大会で短くとも熱いねぶた祭りは今年も終わりを告げました。


弘前ねぷた最終日午前十時からの運行の様子です。弘前ねぷたは扇ねぷたとも呼ばれ平面の武者絵姿が特徴です。最終日な事も有りコースも別コースで運行台数も20台位と少なく又、跳ねと達は学生だけと勇壮な夜のねぷたとは雲泥の差があり残念でした。


五所川原ねぶたの様子です。約十年前に大正時代の巨大ねぶたの図面が発見され有志によって復元さた、道路上を横断する電線を無くし高さ三十メートル超えの〔四階建てのビルの高さ〕巨大たちねぶたには見物客も度肝を抜かれた感じだ。祭り自体は総勢でも40基前後のねぶたに巨大ねぶたが4基とさほど大きくはないが 跳ねと達の掛け声は青森と違ってヤッテマレ・ヤッテマレの掛け声で元気良く跳ねと達が跳ねる姿は見学している私達まで浮き浮きする様な熱気が伝わってきます。


ねぶたが巨大なら太鼓も巨大です。ねぶたの囃子には太鼓・笛・シンバル・鈴などと跳ねと達のヤッテマレ・ヤッテマレ・ヤッテマレの掛け声でねぶたを盛り立てます。近年黒子なる悪ガキが跳ねとの列になだれ込み暴力を振るう事件が有った為に跳ねとの周囲はロープで警備員が囲んだままで移動します。




写真は青森ねぷたのミスねぷたです。うりざね顔が特徴の津軽美人です、かの有名な竹久夢二も長期滞在してうりざね顔の美人画を書き続けたとか。


秋田県八幡平アスピーチライン入り口に後生掛温泉が有り、駐車場の脇を歩いて直ぐに自然探勝路があります、一周20分ほどのコースで泥火山をはじめ、いろんな地形が点在しています。中でも泥火山の泥は地下千メートルから蒸気の圧縮によって微量ずつ蓄積され、規模の大きさは世界でも珍しいとか。写真の他にも数十箇所で噴出していたり高山植物の可憐な花が咲いてゆっくり歩いて楽しめる素晴らしい探査路でした。探索後に後生掛温泉に入り蒸気サウナ・泥湯・打たせ湯・露天風呂・火山風呂などにゆっくり浸かり運転で痛かった腰が嘘のように治り帰路につきました。


通称津軽富士〔岩木山〕は津軽地方のシンボルともなっていて青森県で一番標高〔1,625〕の高い山です。1,240mまでは岩木山スカイラインを車で登り九合目までリフトで上ります、写真の後ろの頂上までは歩いて四十分掛かりますので山頂登山は断念しました。快晴の素晴らしい天気で北海道や白神山地がすっきり見えました。津軽地方なら何処に言ってもこの山を望む事が出来る私の好きな山の一つです。

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